第12回 住宅の工事現場は嘘をつきません

会社のイメージはCMや情報誌などの広告媒体を
通して決まりがちですが、
新築住宅の建築現場を見て回ると
それとは違った側面が見えます。

つまり、工事現場を見ると違った角度から
その会社の経営姿勢や、人が見えるのです。

たとえば現場に仮設トイレがありますでしょ、
殆どは、使うのも躊躇するくらい汚いのが多いですよね。
私はどうしても使う場合、
臭いがしたらその間、息を止めます。

たかがトイレと思うかもしれませんが、
その会社や現場監督の姿勢がわかるのです。
今までいろいろな現場をみてきましたが、
まず最初に仮設トイレを見ることにしています。
仮設トイレはリースしていますから施工業者に
とては建築原価の一部です。
抑えたいのが本音でしょう。

今まで見た中で、ある本土系のハウスメーカーの
トイレが一番キレイで臭いもほとんどしませんでした。
それも仮設トイレの前には泥落としシートを置き、
そして、わざわざタンクに洗剤と消臭剤を入れ、
中は禁煙の張り紙を貼りキレイ掃除されています。

仕事に対する気持ち、姿勢、気配りが伺えますでしょ。
その会社のトイレはすべて同じですから
掃除をするのは現場監督か会社の人でしょう。
近隣から臭いのクレームが来ることは、
ないでしょうね。

ですからそれ以外でもやるべきことを
ちゃんとやっているのです。
足場は子供が上がれないようにカギをしたり、
どこの職人さんが施工をしているのかも
現場で紹介したり、現場でチェックリストを掲示したりと
その会社と職人さんとのチームワークの良さが伺えます。

ちなみに『沖縄版 住宅業者勝手格付け』では
Aランクのトップクラスです。
長年かけてお金、それと人財・信用の貯蓄もしています。

ある銀行の方から聞いた話で、
その会社が10年前建てた中古住宅がでて、
融資担当の方が現場調査に行った時のお話です。
その時たまたま家主がいたので話をしたら、
10年たってもアフターなど
その会社と長いお付き合いしてるそうです。
それで住宅の評価もあがったそうです。
それと、会社の信用度も上がりますよね。

マイホームをお願いするなら、
そんな会社に任せたいですね。

完成したキレイなモデルルームを見に行くのもいいですが、
建築中の現場を見るのも、とても勉強になりますよ。

2001年5月23日(水)


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