第25回 不動産広告の利用術


週末になると、かならず新聞に折り込まれている。
建売やマンションなどの不動産広告。
不動産広告の他には
「ステ看板」「新聞の2行広告」「タイムス住宅新聞」
「宅建情報」などがある。
載せ方によっては、かなり効果があります。

業者の立場からすると、
効果が高いのは「ステ看板」なんです。
あの電柱に貼ってあるやつです。
しかし貼るのにかなり体力がいりますから
あまりやりません。特に夏は大変だ。
そのため、その業者はいい加減な情報は
載せることはなく、力を入れて売りたい物件です。
その不動産会社は、新規や小企業が多く、
いい情報がでる場合もあります。
ただ、美化の問題から
宅建協会や行政の道路管理課の指導が厳しい。

次に、新聞の求人面などにある
不動産の2〜3行広告は、
宅建業免許のチェックはやっていませんから
ブローカーや直接個人からの情報が
手に入る場合があります。
それと、わりと知れた会社が載せる場合があり、
それは売れ残りの在庫処分で安く出している
ことが多い。
新聞社は曜日によって掲載料を割引しますから
多く情報が出ますので、その日はチェックしよう。

一般的なのは「タイムス住宅新聞」と「宅建情報」だ。
宅建業免許のチェックをしていますから、
業者しか載せることができません。
どちらとも総合的に情報を掲載していますので
目的別に利用できます。

その他に、銀行の不良債権物件があります。
ただ、銀行は取引先の不動産会社や顧客にしか
紹介しない場合が多い。
最寄の支店に行った時は、融資課の窓口に
それとなく相談してみるのもいいかもしれません。

また、競売物件も個人の参加が増えています。
事前の保証金振込みや不動産の権利関係など
手続きの流れや専門的知識が必要となります。
専門に扱っているところもありますから、
不安な方は専門家に協力してもらうのも手です。
ネットでも情報公開していますので
時々のぞいてみよう(リンク集参照)。

広告で注意しなくてはならないのは、
情報の確実性です。
例えばおとり広告もありますから。
とりあえず安くて手ごろな物件情報を載せるのだ。
それが確実な売却情報なのか、
まだ売れていない情報か、
地主の希望価格なのかはあまり関係ない。
とにかくお客さんを多く集めるためや、
また、会うキッカケに使う場合もある。
その後に他の物件を紹介するのだ。

それと、うたい文句で
「早い者勝ち」「格安販売」「残りあとわずか」
などに踊らされてはいけません。
だいぶ前からの売り残り物件の場合もありますので。
それに、あまりにも安い物件はワケ有り物件です。
いい物件で格安なら、わざわざお金をかけて
広告に出さなくても売れますから。
必ず理由がありますから業者に確認しましょう。

不動産の広告や情報収集の方法も
いろいろありますが、
無駄な行動、時間を過ごさないためにも
目的や考えをまとめて、収集、見学しましょう。

2001年6月5日(火)


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