第28回 私が土地を買って失敗したお話し

ときどき広い庭を切り売りなさる地主さんがいらっしゃいます。
約7年前に私が買った土地もそうでした。

でも、契約した後にいろいろな問題を見つけて
今思えば情けない限りです。

その問題とは、左の図を見てほしいのですが、

・敷地内に私設電柱がある
・敷地内に浄化槽がある
・敷地内に水道配管がある

ことでした。
35坪の土地が私が買った場所です。

最初に、その「私設電柱」なんですが、
既存の住宅から道路にある一般の電柱まで距離が
あったため中継用の電柱でした。
当初は電力会社に頼めば無料で移動できる
と思ったのですが、
まさか私設とは気が付きませんでした。
売主の敷地内に移動しました。

次に、埋設されていた「浄化槽」です。
これはなぜその時に気が付かなかったのか
不思議なくらいです。
これも浄化槽から側溝に放流する配管が敷地を通って
いましたから、移動しなくてはなりません。
これもユンボの重機で掘り返して
売主の敷地内に移動しました。

最後に、「水道管」です。
これは、いろいろな問題が発生したあとに
売主から指摘されたことです。
これが一番気が付きにくいかもしれません。
これも知り合いの水道工事屋さんに頼んで、
配管を移動しました。

この問題で何をもめたかと言いますと、
誰が費用を負担するのかです。
契約書には書いてありませんでしたから。
売主は兄の知り合いで、
また、隣地に住んでおり将来は近所付き合い
もあることだし穏便に済ませようと思いました。
それで、結局は折半になりました。

問題はそれで留まらず、
一旦起これば後から予想もしないことが
発生するものです。
その3つの問題が解決したと思えば、
急に妻が建築することに反対しだした
のです(詳細は「第4回」をみてください)。

そんなこんなで、私の最初の土地購入は失敗で、
いろいろ勉強させられました。

その後に知り合いか私と同じように、
庭を買った方がいましたので、いろいろ
アドバイスできました。

例えば売主は土地面積が減りますから
建ペイ率、容積率(*)などが基準に達しないと、
切り売りした土地を買っても建築許可はおりません。
それを事前に設計士に見てもらって、
買うことのできる土地面積を計算してもらいました。

個人で地主と交渉して購入でき
不動産会社を通して買うときに発生する
仲介手数料はうきましたが、
思わぬ高い授業料を払わされました。

2001年6月8日(金)

<用語解説>
建ペイ率
 建物の建築面積の敷地面積に対する割合。
容積率
 建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合

例:第1種低層住居専用地域→50% 100%
  50%が建ペイ率、100%が容積率。
  40坪の土地だと2階建てとして、
  建築物の1階は20坪まで、1階2階あわせて40坪までが目安


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