第32回 今のうちに国からお金を借りて家を買いましょう

住宅金融公庫の廃止論が唱えられていますが、
廃止になると、今ままでの長期、固定、低金利が使えなく
なる可能性があります。

そうなると民間の銀行か職場(共済会)の
融資を利用することになりますよね。
でも、銀行金利は短期、固定、市場金利か
長期、変動、市場金利です。

たとえば現在、公庫で3000万借りるとすると
今の金利で期間30年で、月々126,000円くらいです。
これを銀行の住宅ローンを利用すると、
変動金利で毎月116,000円くらいになります。
変動金利ですから数年後に2%が4%になることもあるわけです。
そうなると毎月143,000円くらいになります。
差額の2〜3万、またはそれ以上の負担に
耐えられるかどうかでしょう。
公庫も11年以降に金利があがりますが、
長期的には低金利です。

ここ沖縄の銀行の住宅ローンは、
銀行同士の競争は激しくても、
金利、商品内容にそう差はありません。
あえて差があるならば、金利・商品とも都銀と労金が
抜き出ています。
地銀3行は大して差はありません。
(「どこの住宅ローンがお徳!?」「金利ランキング」を参照。)

そうなると公庫を使わないで、
銀行住宅ローンを利用するとなると、
地元の銀行は不利になるかもしれません。
いまは、まだ銀行金利の差に厳しく反応していませんが、
廃止となると敏感にならざるを得ないからです。

また、公庫はちゃんと税金を払って、申し込み基準の要件
にさえ満たしていれば、融資を受けられますが、
廃止となると、銀行は公庫と同様にお金を出すとは、
考えられません。
もし廃止にならなくても、これだけ構造改革の一つとして
議論されているわけですから、融資枠がさらに縮小したり
条件が変わるのは必至でしょうね。

銀行がリスクを負って長期、固定、低金利で
お金を貸し出しすることはまずありませんから、
もしマイホームを具体的に考えているのでしたら
これも一つの転機かもしれませんね。

沖縄公庫 廃止・民営化アンケート
 
にご協力ください!

2001年8月30日(木)


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