第38回 新築の『収入付建物』はいかが

以前、『もしリストラされてもローンに追われない物件』を
テーマに中古の住宅兼アパートをご紹介しましたが、
それを新築で企画販売しているハウスメーカーがありました。
東京の会社で「収入付建物」「ローン負担無し」を
キャッチコピーで売り出しています。

その会社は、居住部分もアパート部分も
材料の仕様が企画ですから
建築資金はだいたい決まってくるでしょう。
アパート部分は住宅ローンは使えませんが、
アパートローンが使えます。
金利が住宅ローンより高めなんですけどね。

マイホームを手に入れて、
さらにお金が入る仕組みになっていますが、
土地を持っていない方、自己資金の少ない方は
持ち出しになるかもしれません。
定期借地に「収入付建物」でもメリットはあるでしょうね。
さらに、もしサラリーマンの方でしたら、
事業所得(家賃収入)の確定申告で、
原価償却や金利を経費として認められますから、
所得税が還付される場合もあります。

実は、自分の実家がそろそろ建て替えの時期で、
兄夫婦と母の二世帯住宅を提案しています。
1階は店舗で2階は住宅、3階に2世帯のアパートを
考えています(例の中古住宅兼アパートをヒントに)。
家賃相場でだいたい20万円の収入が見込めますから、
ローンの返済はそれ以下に抑えればいいのです。
逆算すると借入金額がでて、
それに自己資金をプラスした額が建築費になります。

兄の会社は本土の商社系列なんですが、
業績が思わしくありません。
45前後の方がほとんどリストラにあっています。
あと5〜6年はありますが、本人は先行きの不安もあり、
もし、リストラされてもローンに追われないないよう
提案しています(大きなお世話?)。
でも、どうも踏ん切りがつかないようです。
それは借金するのが通常の住宅より増えて、
もし空き部屋になると更に苦しくなる心配もしています。
勿論、近隣の賃貸事情を調べての提案ですよ。

それにしても「土地付建物」は
よく聞きなれていますけど、
「収入付建物」はシンプルで分かりやすく
いいネーミングで気に入りました。
さらに「収入保証付建物」があれば、
もっと安心なんですが。

2001年9月20日(木)


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