第47回 水漏れしない水道配管の工法を知っていますか?

住宅の給排水工事は、
予算を削れない工事ではないでしょうか。

過去に水漏れした現場に
立ち会ったことがあります。
新築住宅の場合は、
完成前に必ず水圧をチェックして、
水漏れがないかどうか確認いたします。
ただ、そのときの水圧は正常でも、
時間が経つにつれて僅かながら
水漏れが発生する場合もありますから
100%安心と言うことはありません。
過去にこんなことがありました。

完成前の水圧チェックは問題ありませんでした。
そして住宅に引っ越してからの水道代が、
はじめは、高いと思いつつ、
一戸建てだから今までのアパートより
高のだろうと思って払い続けていたのです。

そのまま5年間も払い続け、
ふっとしたことから知り合いから指摘され、
念のためにと確認したら
水漏れがありことがわかったのです。
配管の接続部分からの漏れでした。

このように僅かな水漏れの場合は
気がつかないこともあるのです。
それと、どこから水漏れしているのか、
見つけるのも大変です。
また、漏れた所が悪ければ
大掛かりな工事になることもありますから。

その漏れた所の見つけ方は、
先が尖った金属の細長い棒を水道配管に当てて
聴診器のように耳で判断します。
音でわかるそうです。

そこで、
前置きが長くなりましたが、
是非オススメしたい水道の配管工法があります。
それは「サヤ管ヘッダー工法」と言います。

主にマンションに使われているのですが、
末端の水栓まで一気に配管するため、
途中の接続箇所がなく、
配管途中からの水漏れが発生しません。 
また、配管が二重構造になっていて、中の部分は
取替え可能になっています。

下の写真をみてください。
赤、青の部分が「サヤ」で、白いのが「ポリブデン管」という
樹脂パイプです。
樹脂パイプですから、
金属配管の様な錆混じりの水の発生や、
腐食による漏水等のトラブルもありません。

30年以上耐え続けることができるそうで、
そんなに手間とお金をかけないで水道の配管を
新品に交換できるのです。

工事費用は一般の工事より割高になりますが、
長期的な目で見ればメンテナンス、
耐久性に優れています。

水道の水漏れが発生すると、
その工事は床、壁と派生することもありますから
最初から施工しておくことをオススメいたします。

2001年10月7日(日)


感想や質問は、house@yaanavi.com にお願いします


戻る  [目次]  次へ