第49回 キズと水に強い床材の方が経済的です

今、住んでいるアパートの床材は合板材です。
合板と言うと、ちょっとご年配の方でしたら
不安がる方が多いと思いますが、
今は技術が発達して
無垢材より優れているところもあるんですよ。
かえって、アパートで使用している材料より
キズが付きやすかったり床の反りやねじれが
起こる場合があります。

その床はキズがつきにくく
見た目もさほど変化しませんから
いまだに新品同様です。
また、襖の縁はアルミで出来ていますから、
大家さんの長持ちさせたい気持ちがうかがえます。

一般の住宅ではどうかと言いますと
主に使われている材料は合板か無垢材です。
チークや花梨材などの無垢材は、
合板とは違いすべてが本物の木で出来ています。

無垢材は、一枚一枚貼っていきますから、
隙間が開いたり、逆に閉じて反ってしまうこともあるのです。
特に夏の高温多湿のシーズンに
長時間、窓を締め切っていると
ひどくなることもありまるから注意しなくてはなりません。
冷蔵庫やピアノなど重たいところの回りは特にひどく
反る場合があります。

また、目地が広がると中にゴミなどが入り
掃除が楽ではありません。
それと、無垢材はニスを塗って仕上げますから、
時々メンテナンスが必要です。

メンテナンスや強度から比較すると
チークなど本物の無垢材より合板が優れています。
その中でも特に優れているものは
「WPCフローリング」でしょう。
0.6mm程度に薄くスライスした単板に
プラスチック樹脂を注入したもので、かなり強度があります。
また、耐水性もあり水回り床材としても使われています。

「WPCフローリング」は割高になりますが
将来、中古で売却するときやリフォームするときに有利でしょう。

床材のサンプルは建材メーカーが無料で
建築会社や住宅販売会社に配っていますから
さわったり、傷つけたりして確かめてみてください。
私は、その製品の傷の付きやすさを計るために、
現物サンプルに自動車のキーで
ゴシゴシ傷を付けてみます。

2001年10月12日(金)


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