第52回 ネットは人と人が出会うための道具です

あるハウスメーカーのホームページ企画の
お手伝いをさせていただいていたら
自分のHPが手薄になってしまい、久々の更新。
でも興味深いことがありました。

その会社は新築一戸建てモデルルームのイベントに、
新聞折込チラシを使い、 約20万円の広告費をかけました。
ところが、そのチラシを見ての来場は
全くのゼロで、さっぱりです。
ゆくさぁーひゃー(ウソでしょう)、
と思うかもしれませんが、これが実態です。

実は私も売地の新聞折込チラシで何度か
失敗したことがあります。
でも、新聞折込チラシは効果が薄いと分かりながらも
続けてしまう業者は多いのです。不思議と。
また、名の知られた会社に限ってプライドがありますから、
カラー印刷でデザインも工夫してお金をかけてしまいます。

この間もあるマンション業者の社長さんと飲んだときに、
新聞折込チラシの話しになりました。
100万も使ってチラシを撒いても来場者は少なく、
来場者一人あたりの単価はなんと10万円だそうです。
10名の反響だったのですね。
そんなにお金をかけることが出来るのは、
一般的にマンションは一戸建てより粗利が大きく、
数十戸の集合住宅だからです。
それでも、他にお客さんに来てもらう方法は限られて
いますから、チラシを打ち続けます。

一方、先ほどのハウスメーカーのホームページを見て
何組来たかといいますと、3組です。
絶対数は少ないですが費用効果は比較になりません。
そのホームぺージの見た目はホント大したことありませんが
ちょっとあるところに工夫してあるだけなんです。
また、お客さんは会社の内容や商品を
ホームページでチェックして来ますから
話の入り口はスムーズです。
ネットを通して知り合ったお客さんは、
かなり情報収集していますから、新聞や雑誌とは
出会いが違います。

営業人員の力に頼っている経営者ほど
ネットには興味が薄いのは共通しています。
でもパソコンを勉強する必要はありません。

飛行機がどうのような仕組みで飛ぶかしらなくても
好きなところへ行けるのと同じで、
ネットを知らなくても利用する方法はありますからね。

ネットは人と人が出会いための道具にすぎませんから
うまく活用するだけです。

2001年12月7日(金)


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