第54回 都銀と地銀の金利差が1%以上になりました

下の比較表は「沖縄の住宅ローン金利ランキング」です。

ランク

沖縄の民間金融機関

変動

固定

2年 3年 5年 7年 10年
1 第一勧業銀行・那覇支店 2.375%
1.375%
1.950%
2.250%
1.250%
2.550%
1.550%
3.150%
2.100%
3.500%
2.450%
2 琉球銀行住宅ローンセンター 2.325% - - 2.350% 3.000% 3.200%
2 沖縄銀行住宅ローンセンター 2.325% - - 2.350%

-

3.20%
2 海邦銀行住宅ローンセンター 2.325% - - 2.350%

-

3.20%
5 コザ信用金庫 2.625% - - - - -
6 労働金庫住宅ローン・プラザ 2.700%   2.450% 2.750%

-

3.700%
  (注)
*第一勧銀の下の金利はお取引条件金利です(2002.3.29まで)。
   但し、取引条件あり(公共料金引き落とし、給与振込み等)
*労働金庫の金利には保証料が含まれています(他行は別途保証料必要)。
*沖縄銀行、琉球銀行、海邦銀行はキャンペーン金利は12月末までです。
*コザ信用金庫はお客さまの内容により金利が2.925%まであがります。
 

2002/01/11 金曜日 調査

第一勧銀の3年固定の1.250%は、地元地銀の変動金利2.325%と
比較にならないほど安い。
「とうとうここまで来たか」って感じです。

ちなみに、1000万を30年借りるとして、
第一勧銀の場合は毎月33,325円、地銀は38,608円になります。
その差は5,283円。年間にすると63,396円、3年間で126,792円。
もちろん長く借りるほどその差は広がります。

その差額は返済金額だけではありません。
借り入れにかかる諸費用の中に「保証料」がありますが、
上記の例ですと、第一勧銀が191,370円、地銀が192,640円で、
差額は1,270円です。
さらに第一勧銀は地方公務員の場合は無料になります。

そして、あまり知られていないのがその他の費用の中に
手形にかかる収入印紙代があります。
銀行によっては手形貸付で融資実行いたしますので
その「手形」に貼る印紙代がでるのです。
第一勧銀、琉銀はその費用はかかりませんが、
沖銀と海銀の場合にかかります。
金額は上記の例で2000円。
また、手形貸付を住宅ローンに切り替えるために再度、
銀行に来店して手続きしなくてはなりません。

ここまで都銀の第一勧銀が下げてくると、
地元の銀行としては金利では勝てません。
1%以上も差があり、さらに勧銀は固定ですから歴然です。
金利の差を埋めるあらたなサービスが求められているのでは。

今日の朝刊一面トップの記事を読んで愕然としました。
『オリオンビール大手と提携』

最初は「大手と提携していい商品ができればいいことじゃない!」
と思っていたら、
次に『07年に特措法が切れる』?・・・何だ?
復帰特別措置による税制優遇措置がきれると
自力では(経営が)厳しいと書いてあった。

私はビール党で、スーバーでもコンビニで
缶ビールをよく買いますが、オリオンビールを買ったことは一度もない。
知り合いに同じことを聞いてもそうだった。
居酒屋でも同じである。「麒麟一番搾り」か「オリオン」か選ぶとしたら
自然と前者を選んでいる。
理由は単純にそっちの方が美味しいからである。
いままで県民が県産品を意識的に愛用していたことが
逆に悪い結果をもたらしていると思います。

もしかしたら、地元の銀行も同じことにならないだろうか。
スーパーでは同じ場所に所狭しと商品が並べられていて
お客さんが自由に好みのビールを選択できますが、
住宅ローン商品はじっくり比較して選ぶ機会がありません。
地元新聞が地元銀行住宅ローンの金利キャンペーンを
ニュースに取り上げることはあっても
第一勧銀の更に低い金利の記事を見たことがありません。

第一勧銀は地元に配慮しているのかほとんど宣伝していません。
でも口コミで広まっています。
ちなみに上記比較表の金利は借り換えもOKです。

関連:見直そう家計の住宅ローン

2001年12月18日(火)


感想や質問は、house@yaanavi.com にお願いします


戻る  [目次]  次へ